マツカサウミウシ属の一種3(仮称:ワライボヤマツカサウミウシ)

裸鰓目スギノハウミウシ亜目マツカサウミウシ科マツカサウミウシ属。

2010年4月25日撮影。場所は牛着岩の裏手、クランクを出た辺りの水深15m、岩礁に生えているガヤ類の上です。ちょっと岩陰になった暗がりでした。そういえばマツカサウミウシの仲間は、皆似たような環境にいる気がします。
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体長は3、4mmと極小の部類。背中の突起の模様が特徴的ですが、肉眼では確認できませんでした。
このウミウシは「本州のウミウシ」図鑑には載っていません。「ウミウシ図鑑.com」で検索すると、この名前で載っています。

分類的には裸鰓目スギノハウミウシ亜目マツカサウミウシ科に属するようです。下記の画像は上記と同じ場所にいた別の個体です。
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2012年4月25日、私が撮影しました。場所は雲見・牛着岩のH型の穴手前の壁に生えているガヤでした。この周辺にはたぶん6、7個体はいましたし、タマゴも産みつけているようでした。ウミウシの横にある黄色っぽいものがタマゴです。
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2012年4月30日撮影。撮影は井上純氏。
体長は1cmくらい、小さいうえに細いので肉眼でこの「ワライボヤ」のような背側突起を見ることはよほど目のいい人でない限り無理でしょうね。

このことから、「海の案内人ちびすけ」のガイド川原さんはこのウミウシを「ワライボヤマツカサウミウシ」と呼んでいるそうです。
うまいネーミングですね。(⌒^⌒)b
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2012年6月12日撮影。撮影者は平野典司氏。上記と同じ場所です。1ヶ月以上たってもまだ盛んに産卵している様子が伺えます。
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by idive-marinelife | 2012-07-22 21:24 | ウミウシ・マ行
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