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キンメモドキ

スズキ目ハタンポ科です。この魚は体長は6cmほどとあまり大きくありません。目が大きく、密度の濃い群れを形成します。一匹一匹の体をよく見ると、骨などが透けて見えています。

雲見・牛着岩の周辺では、通年大きな群れで泳いでいます。ですがその日によって浅い中層にいたり、洞窟内部にいたりします。水温が高くなってくると、いなくなったように感じることもあるのは、ダイバーがあまり行かない浅い場所へ移動してしまうからでしょうか。同様に群れている魚にネンブツダイクロホシイシモチがあります。この2種はスズキ目テンジクダイ科です。

2008年5月27日撮影。Hの穴の中にて。
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2008年5月9日撮影。Hの穴の外、クランクにて。
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2008年10月23日撮影。撮影者は神野愛香氏。しばらく姿を見なかったのですが、数日前から忽然とクランク付近にその姿を現しました。これほどの数の群れは今までどこにいたのでしょう。
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2008年11月29日撮影。撮影者は森田洋介氏。体の透けている感じが良く分かります。
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2008年5月9日撮影の動画です。


by idive-marinelife | 2008-07-09 12:43 | 魚・カ行
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