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クリアクリーナーシュリンプ

甲殻上綱軟甲綱十脚目抱卵亜目コエビ下目テナガエビ上科テナガエビ科ソリハシコモンエビ属

2008年9月18日撮影。水路下の洞窟にて。体長は2センチほど。ソリハシコモンエビより大きく、体の模様も数が多いです。しかし小さな穴の奥の方にいてダイバーに近寄らせてくれないので、詳細な観察は出来ていません。
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画像もかろうじてこの一枚が撮れただけ。またクリアクリーナーシュリンプかどうかも、まだ確定したわけではありません。

2008年9月16日撮影。場所は雲見・牛着岩、小牛の洞窟にて。
下記2枚の画像、以前はこのブログのソリハシコモンエビの所で紹介しておりました。しかしよく見ると赤や白の模様の数がソリハシコモンエビよりも多く、クリアクリーナーシュリンプだろう、と判断するに至りました。
となると、小牛の洞窟には2種類のクリーナー系のエビがいることになりますね。何しろ肉眼で確認すること自体困難なのですが、2種類のエビが一緒にいるのか、それとも小牛の洞窟内で棲み分けているのか、確かめたいところです。
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2011年5月2日撮影。撮影者は石田直樹氏。撮影場所は小牛の洞窟です。
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2011年11月13日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。
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2012年11月16日撮影。撮影場所は雲見・牛着岩、大牛の洞窟入口付近にある三角岩の上です。

このエビは洞窟の中や深い亀裂の中など見にくい場所にいると思っていました。でもこの写真のエビは岩の上にある幅15cmほどの棚の上にいて手で触れそうなほど近くで見れます。そして今日はウツボがクリーニングしてもらいに来ていたので、珍しいシーンを撮ることが出来ました。
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2015年8月18日撮影。撮影者は平野典司さんです。
場所は雲見・牛着岩、大牛の洞窟最奥部、水深は10mほどです。
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同じく平野さんの写真です。額角と言われる部分の色が「赤・白・赤」となっていることで本種と見分けることが出来ます。
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2015年8月19日撮影。同じく平野典司さんの写真です。
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2015年8月30日、廣瀬誠さんの撮影です。
透明なエビなのに、何故か白っぽい個体がいます。これはどういう現象なのかは分かりません。ただ強いストレスによって引き起こされるという説があります。
写真を拡大してみると体の中にそうめんのような白くて細い物があるのが分かります。

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2015年10月1日撮影。お腹にたくさんタマゴを抱えている様子が分かります。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 14:27 | その他・カ行
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