カテゴリ:その他・マ行( 10 )

ミツハコマチガニ

 甲殻上綱軟甲綱十脚目短尾下目(カニ下目)尖頭群ヒシガニ上科ゴカクガニ科コマチガニ属

2013年11月15日撮影。撮影者は常松晃さんです。場所は雲見・牛着岩、大牛の裏手、水深15m付近です。甲の幅は2cmほどでしょうか。近い仲間のコマチガニは1cm無いような小さい個体ばかりなので、大きく感じます。
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コマチガニと同様、ウミシダの根元に隠れています。「海の甲殻類」図鑑によると「甲の輪郭には個体差があるが、ふつうは横長の六角形で、額の左右のとげは大きく、前方に突出する。甲面は短毛でおおわれ、甲の各域は盛り上がり、前側縁には2つの切れ込みで分かれた3歯と、鋭いとげ状の1歯がある。日本固有種。」ということです。

上記と同じ日、同じ個体です。撮影者も同じ常松晃さんです。
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by idive-marinelife | 2013-11-15 21:18 | その他・マ行

マルコブカラッパ

甲殻上綱軟甲綱十脚目カニ下目尖口群カラッパ上科カラッパ科カラッパ属

2013年5月6日撮影。撮影者は私です。場所は雲見・牛着岩、小牛の洞窟内部の海底、水深12mほどの砂と礫が混ざったところ。甲長は10cmくらいでしょうか。一見するとただの石ころです。
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2013年5月28日撮影。撮影者は水元由美子さんです。場所は上記と同じ。同じ個体でしょうか。
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2013年10月31日撮影。撮影者は鈴木卓哉さんです。場所はやはり小牛の洞窟内部でした。
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by idive-marinelife | 2013-07-10 17:35 | その他・マ行

ムラサキヤドリエビ

節足動物門甲殻上綱軟甲綱十脚目抱卵亜目コエビ下目テッポウエビ上科テッポウエビ科ヤドリエビ属。

2012年3月10日撮影。撮影者は杉山洋祐氏。撮影場所は雲見の三競、1の穴と2の穴の間にあるゴロタ場、水深8m付近。

ふと目についたムラサキウニをそっとひっくり返してみると、素速く動く黒っぽいエビ。とまった瞬間をうまく写真に収めました。でも宿主のウニと似たような色合いで分かりにくいですね。
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「海の甲殻類」図鑑から引用します。

「サンゴ礁や岩礁の潮間帯付近に生息するムラサキウニに共生する小型種。(中略)体は光沢のある濃紫色で、背中線上に不鮮明な淡紫色の縦帯がある。体はずんぐりとしており(中略)、本州南部ではごくふつうに見られる」

上に上げた特徴はこの種によく合致していると思います。
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by idive-marinelife | 2012-03-10 20:37 | その他・マ行

ムチカラマツ

刺胞(しほう)動物門・花虫(はなむし)綱・六放サンゴ亜綱・ツノサンゴ目・ウミカラマツ科。

2012年2月13日撮影。ひょろひょろと細長い姿をしています。ぱっと見た感じ、それが動物なのか植物なのか分からず得体の知れない感じですね。

体の構造はどうなっているんでしょう。「海辺の生きもの」図鑑から一部引用します。

「ウミカラマツ類はポリプが軸骨上にはりついている感じで、軸骨には小さな角状のトゲがあることからツノサンゴと呼ばれ、ポリプは6本の触手をもっている。」
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六方サンゴの他の仲間・イシサンゴと同じようにポリプの集合体です。下の写真はそのアップです。ポリプの触手が四方に出ているのが分かります。この触手でプランクトンなどをからめとって食べています。
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根元はしっかりと岩に固着していて、移動は出来ません。
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このムチカラマツのことを実に上手に表現しているサイトを見つけたので引用します。

**********(以下引用)
10人に聞けば必ず100%「あの人とっても良い方ね!」と誰もが褒める。
また、宴会があれば必ず「ついでに声が掛り」一人おとなしく黙って程々に呑み、
乱れる事もなく、自己主張は一切しない。

「では、お先に!」と中座しても誰も引き止めず、「あれ?○○さんは?」
と誰も彼が何時帰ったのか憶えていない。

たま~に居ますね、そんな方。

海の中でそんな存在なのが「ムチカラマツ」???

図鑑の掲載記事もほんの数行の説明しかない。
インターネットのサイトを検索しても「ムチカラマツ」と云う言葉があるサイトは
1100以上もあるのに決して「ムチカラマツ」はメインではない。
ついでに名前を書かれているだけの脇役?

「ムチカラマツに共生するムチカラマツエビ」とか「ムチカラマツに隠れる
ガラスハゼ、カニ」云々。

そう!彼のまわりにはとっても可愛いマクロの生物達が潜んでいるのです。
ほんの数ミリしかないので、じっくり時間をかけて観察をすれば必ず見つかります。
もし、可愛いマクロ生物達が共生してなかったら彼は名前すら無かったかも??」
**********(「大分の海で見られる生き物図鑑」より一部転載

言い得て妙です。(*^^*)
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by idive-marinelife | 2012-02-13 22:01 | その他・マ行

ムラサキゴカクガニ

節足動物門甲殻上綱軟甲綱十脚目抱卵亜目短尾下目(カニ下目)尖頭群ヒシガニ上科ゴカクガニ科ムラサキゴカクガニ属。

2012年2月5日撮影。撮影場所は雲見・牛着岩の湾内、水深10m付近。石の裏側についたムラサキウニの口付近に着いていました。甲長は1cmくらい。
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ムラサキウニやアカウニに共生しているので、このウニ類をひっくり返したいのですが、これらのウニはたいてい狭い岩の亀裂の中にいて、取り出すことが出来ず、このカニも見ることが出来ませんでした。しかし湾内の石の裏側についていたウニを見つけて、ようやく写真を撮ることが出来ました。

2012年2月16日撮影。場所は雲見・牛着岩の湾内、大牛の前のゴロタ、水深12m付近でした。
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by idive-marinelife | 2012-02-06 17:53 | その他・マ行

マダコ

軟体動物門頭足綱二䚡亜綱八腕形目マダコ科。

2009年3月31日撮影。下の画像のように岩の窪みや亀裂にはまりこんで、目だけ出している事が多いです。この穴の周りにはタコが食べたと思われる貝殻が散乱しているのですぐ分かります。穴の奥にタマゴを抱えている事もあります。
くれぐれも、いじめちゃダメですよ。(*^^*)

そう言えば伝説の多いプロカメラマンK氏は、撮影時にタコをみつけると捕まえて投げ上げて、泳ぐ姿を撮るのを得意としていたなぁ・・・。f ^ ^ *)
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2007年7月22日撮影。
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2010年3月6日撮影。撮影場所は湾内の水深12m付近、ごろたと砂地が入り交じっている場所でした。撮影者は小山充治氏。ごろたの下に巣穴を掘って、周りに石を置く用意周到さ。目ばかりギョロギョロとさせています。
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実はタコにも幾つか種類があって、上記の画像がすべてマダコかどうかは自信がありません。でも図鑑と見比べた感じではそうだと思うのですが・・・。

2011年9月25日撮影。巣穴から身を乗り出すようにしていますね。タコが乗っている入口の石は、巣穴の蓋にでもするのでしょうか。

また写真をよく見ると穴の入口付近にスベスベマンジュウガニの殻らしきものが見えていますが、巣穴に同居しているカニのもの?それとも殻だけ?殻だけだとしたら、タコが食べたもの?タコは貝類を食べると聞いていますが、甲殻類を食べるというのは聞いたことがありません・・・?

タコ類の寿命は1年からせいぜい2年だそうです。またその寿命の最後に生殖産卵をすることでも知られています。つまり子孫を残したあとその寿命を終える、というわけですね。
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2012年9月5日撮影。撮影場所は雲見・牛着岩、小牛沖側の斜面です。穴からぐっと身を乗り出していますね。
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by idive-marinelife | 2012-02-06 13:25 | その他・マ行

ムラクモキヌヅツミ

新生腹足上目高腹足目タカラガイ亜科タカラガイ上科ウミウサギガイ科。

2011年5月11日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。雲見ではウミウチワの上などでかなり普通に見ることが出来る貝です。
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ウミウサギ―生きている海のジュエリー 図鑑によると、その個体の乗る宿主生物により「外套膜は非常に変異が多く、殻が透ける部分をベースに、非常に密度が細かいものから大ざっぱなもの、網目模様になるものや縦のあみだくじ状になるものなどさまざまで、模様の色も褐色〜黒色まである」とあります。

模様だけでなく突起も変異に富むようで「また全面にある突起の大きさ、長さ、密度も個体によってさまざまであり、もっとも困惑しやすい種のひとつ」なんですって。

まあ、上記写真の個体は図鑑に載っていた画像とまったく同じ模様なので疑問の余地はありませんが、個体によっては見分けるのが難しい、ってことですね。

2011年11月13日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 16:07 | その他・マ行

マルハナシャコ

2008年11月22日撮影。小牛の横の砂地、水深15m付近にて。体長は3cmくらい。砂地の穴からちょこっと顔を出していました。
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そっと横に回り込むと、複雑なマダラ模様が見えました。
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by idive-marinelife | 2008-11-25 10:56 | その他・マ行

モクズショイ

2007年5月14日撮影。
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by idive-marinelife | 2008-07-13 21:58 | その他・マ行

ムチカラマツエビ

エビ類テナガエビ科キサンゴカクレエビ属。

ムチカラマツに抱きつくようにして生息しています。体はずんぐりとしており、宿主によく似た透明っぽい体地色に5本の太い帯が入っています。とにかく宿主に似た色彩なので最初はわかりにくいのですが、いったん見つけてしまえばあまり動かないので撮影もじっくり出来ます。

2008年7月1日撮影。小牛の洞窟前付近にて。
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2008年7月27日撮影。撮影者は林田一美氏。
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2009年11月22日撮影。体長は1cm無いくらいです。撮影は岡野容子氏。
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2010年1月8日撮影。体長は5mmほど。オレンジ色のムチカラマツに乗ったオレンジ色のムチカラマツエビ。このエビは宿主の色に合わせて体色を変える、と図鑑にありますが、オレンジの個体には雲見では滅多にお目にかかれないので嬉しかったですね。そもそもオレンジ色の宿主が少ないからなんでしょうね。
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2011年11月13日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。
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by idive-marinelife | 2008-07-08 23:10 | その他・マ行