カテゴリ:ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行( 14 )

ユビノウハナガサウミウシ

後䚡目裸鰓(らさい)亜目スギノハウミウシ上科ホクヨウウミウシ科シロハナガサウミウシ属(日本のウミウシβ版準拠)

2006年8月20日撮影。図鑑によってはユビノウハナガサウミウシという名前で紹介されていますが、これは和名の新参異名とのことです。つまり、同じ種類の生き物に違った名前を付けてしまったわけですが、こういうことは早い者勝ちなので、シロハナガサウミウシの勝ち、というわけです。

2013年3月26日追記
「日本のウミウシβ版」の「シロハナガサウミウシ」の項目に「Rudman(1999)によってユビノウハナガサウミウシの異名とされたが、Gosliner et al.(2008)により再び独立種とされた」とあります。冒頭の文章を書いた時点では本種は「シロハナガサウミウシ」だったんですが、再び「ユビノウハナガサウミウシ」に戻されたんですね。ここに訂正いたします。

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2010年3月7日撮影。「本州のウミウシ」図鑑によると、ユビノウトサカやウミキノコなどを食する、とあります。雲見・牛着岩の湾内ではこの種が何匹も固まっている所を観察することができます。
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by idive-marinelife | 2013-03-26 22:08 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ヨツスジミノウミウシ科の一種1

後䚡目裸鰓(らさい)亜目ミノウミウシ上科ヨツスジミノウミウシ科

《旧分類:裸鰓目ミノウミウシ亜目アオミノウミウシ科》

2013年3月16日追記:
以前は「アオミノウミウシ科の1種2」として掲載していました。日本のウミウシβ版に準拠して名前及び分類を変更いたしました。

2009年5月12日撮影。大牛の洞窟にて。これは「本州のウミウシ」図鑑、P271に載っているアオミノウミウシ科の1種2ってやつみたいですね。体長は1cmくらいと極小の部類。目で見ても細部はよく分からず。画像を確認してやっとこんな模様だったんだ、と納得した次第です。f ^ ^ *)
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2009年7月13日撮影。やはり大牛の洞窟にて。下記画像の個体は2cm程度と若干大きくなってました。
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2010年3月9日撮影。場所は雲見・牛着岩のクランク。水深10m付近の岩の上でした。体長は15mmくらいでしょうか。肉眼ではビン洗いブラシのような触角も、体を彩る細い線もよく見えませんでした。f ^ ^ *) 老眼のせい?
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上の画像と同じ個体です。
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2010年4月22日撮影。場所は小牛の角、水深15m付近。
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2012年5月9日撮影。撮影者は浅沼絵美さん。
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2013年3月15日撮影。場所は雲見・牛着岩のブルーコーナー、水深16m付近です。
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2013年4月23日撮影。場所は雲見・牛着岩のブルーコーナー、水深17m付近です。
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by idive-marinelife | 2013-03-16 14:16 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ロマノータス属の1種(No.478 Lomanotus sp.)

裸鰓目スギノハウミウシ亜目ロマノータス科ロマノータス属。

2011年5月12日撮影。撮影したのは雲見・牛着岩、H型の穴の岩の上でした。体長は2から3cmほどです。
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一見してすぐにウミウシと分からないほど奇妙な形をしています。
外套膜は波打ち、触角はくるりと巻いた鞘状です。見つけた時はぴくりとも動かなかったので、生きているのかどうかさえ確信が持てませんでした。他のウミウシなら動かなくてもそんな風には思わないのですが・・・。見た目が骸骨っぽいからですかね?
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なんにせよ、珍しいと思います。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 17:10 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

リュウグウウミウシ

裸鰓目ドーリス亜目フジタウミウシ科クロスジリュウグウウミウシ亜科リュウグウウミウシ属。

2011年4月2日撮影。撮影者は遠山隆氏。撮影したのは水深16mのアーチ近くの岩の上、フクロノリのような褐藻の上に乗っていました。体長は2cmほどです。
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同じ個体を私も撮影しました。
1年ほど前にも同じ場所で見かけた覚えがあります。
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by idive-marinelife | 2011-04-02 23:06 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ルンキナウミウシ

頭楯(とうじゅん)目ウズムシウミウシ上科ウズムシウミウシ科ルンキナウミウシ属。

ただし、「本州のウミウシ」図鑑によると「頭楯と外套の明瞭な境界はない。それゆえに本科を頭楯目から独立させる研究者もいる」とのこと。このウミウシは体長がせいぜい5mm程度と極小の部類ですし、触角などウミウシらしい特徴を備えていないので、ぱっと見てもそれがウミウシとは分からないかもしれません。

2010年7月1日、廣瀬誠氏撮影。まん中に小さく写っているのがそうです。f ^ ^ *)
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by idive-marinelife | 2010-07-06 16:38 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ヤグルマウミウシ

2010年4月28日撮影。場所は牛着岩・小牛の裏手、亀裂付近の水深15m、岩礁に生えた紅藻の上でした。体長は2cmほど。このウミウシは裸鰓目ドーリス亜目フジタウミウシ科ハナサキウミウシ亜科ヤグルマウミウシ属。

ゴマフビロードウミウシによく似ていますが、頭の部分にある、黒い小突起の先端がふたつに分かれていることが特徴。
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「本州のウミウシ」図鑑によると「触角は黒く、鰓は黄色」とありますが、図鑑の写真も、この個体も触角は鰓と同様の体地色ですよね。それと、この個体は、背中の突起のふたつに分かれている部分が頭だけでなく、鰓の辺り、体の後ろ部分にまであることが見てとれます。

同じ日、湾内の屏風岩にて。ペアでした。こちらの場合はふたついる個体どちらも、触角と鰓の上半分が白っぽく見えます。
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by idive-marinelife | 2010-05-01 21:58 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ヨコジマキセワタ

2010年4月21日撮影。場所は牛着岩の湾内、水深14m付近。大きな岩の裾、砂地の海底に近い場所で。体長は3cmほど。
分類は頭楯目キセワタ上科カノコキセワタ科。同じ頭楯目の仲間として、他にミスガイニシキツバメガイコンシボリガイムラサキウミコチョウなどが雲見で観察されています。

ある図鑑には超稀少種、とありました。砂に潜る性質があるとのことです。他のガイドさんがもう少し大きい個体をこれと近い場所で発見したそうです。
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ただ、どちらの個体も結構速い速度で移動を開始してしまいました。結局、すぐ後に見に行っても、もう見つかりませんでした。この神出鬼没具合も、稀少種といわれる所以でしょうか。
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私が撮影したほうの個体は、ブダイが夜寝る時に張る幕のようなものがまとわりついていました。このウミウシが出したものでしょうか?
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2010年4月28日撮影。場所はやはり湾内の砂地でした。ただ上記の個体よりひとまわりくらい大きく、体長は5cmほどありました。上記の個体と同じく、まるでブダイが寝る時に張る幕のようなものが体を覆っていました。
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by idive-marinelife | 2010-04-24 14:16 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ヨゾラミドリガイ

嚢舌目(のうぜつもく)ゴクラクミドリガイ上科ゴクラクミドリガイ科。

2010年3月7日撮影。場所は雲見・牛着岩の湾内。水深10m付近の岩の上でした。体長は2cmくらい。
スイートジェリーミドリガイに似ていますが、側足の上に黒い点々が散在することや触角先端の赤い色の入り方で区別できます。
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2010年12月6日撮影。場所は雲見・三競、2の穴の内部。体長は2cm無いくらいです。撮影者は長谷川学氏。
よく似たスイートジェリーミドリガイは数が多いですが、こちらは滅多に見かけません。雲見ではレアな部類です。
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2012年11月10日撮影。場所は雲見・たて穴付近、水深は12mほどでした。
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by idive-marinelife | 2010-03-08 16:31 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ルージュミノウミウシ

裸鰓目ミノウミウシ亜目サキシマミノウミウシ科。

2009年1月1日撮影。場所は牛着岩のクランク出口付近。体長は2cmほど。
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2010年2月8日撮影。場所はたて穴の前。水深18m付近。体長は3cm程度。
先端半分が白く、触角のように見えるのが口触手。その後ろに上から橙、白、紫と塗り分けられているように見えるのが触角です。触角にはビン洗いブラシのようなギザギザがあります。
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同じ個体です。正面から。
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このすぐそばに、ひと回り小さな個体もいます。
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2010年2月13日撮影。撮影者は石井幾子氏。上記の大きい方の個体と同じです。
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2010年2月24日撮影。撮影者は金澤真美氏。素晴らしい接写ですね。体の質感まで伝わってきます。
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by idive-marinelife | 2010-02-15 21:53 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ユビワミノウミウシ

2009年3月29日撮影。撮影者は加藤洋平氏。体長は1cm無いくらいでした。場所はたて穴の水深9m付近です。
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下記は私が2009年4月6日に撮った物です。産卵中でしょうか。
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別の個体です。大きさは2cmほど。活発に動いていました。
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by idive-marinelife | 2009-04-06 23:14 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行