<   2011年 05月 ( 26 )   > この月の画像一覧

セトミノウミウシ

裸鰓目ミノウミウシ亜目アオミノウミウシ科セトミノウミウシ属。

2010年6月11日撮影。大牛の洞窟にて。体長はわずかに2、3mm。はっきり言って肉眼じゃ細かいところが全然わかりませんでした。画像を拡大して初めて分かった次第。デジカメ万歳。
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2011年5月18日撮影。この個体も小さかったですね。体長は5mm無かったと思います。
「本州のウミウシ」図鑑によると「頭部と背面は淡い黄橙色から橙色、淡褐色などで変異に富む。細長い口触手から背面にかけて不透明な青紫色の線(または斑紋がつらなって線状になったもの)が配列される。(後略)」とあります。下の写真をよく見ると口触手から背中にかけてうっすらと青紫の線があるのが分かります。
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最初はセスジミノウミウシかな、とも思いましたが、セスジミノウミウシの触角はビンを洗うブラシ状なのに対して、この写真の個体の触角はほぼストレートな形状です。これらのことから本種と判断しました。
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by idive-marinelife | 2011-05-19 09:01 | ウミウシ・サ行

ロマノータス属の1種(No.478 Lomanotus sp.)

裸鰓目スギノハウミウシ亜目ロマノータス科ロマノータス属。

2011年5月12日撮影。撮影したのは雲見・牛着岩、H型の穴の岩の上でした。体長は2から3cmほどです。
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一見してすぐにウミウシと分からないほど奇妙な形をしています。
外套膜は波打ち、触角はくるりと巻いた鞘状です。見つけた時はぴくりとも動かなかったので、生きているのかどうかさえ確信が持てませんでした。他のウミウシなら動かなくてもそんな風には思わないのですが・・・。見た目が骸骨っぽいからですかね?
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なんにせよ、珍しいと思います。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 17:10 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

ホリミノウミウシの仲間

裸鰓目ミノウミウシ亜目ホリミノウミウシ科。

2011年5月8日撮影。雲見・牛着岩にこの時期たくさん生えているシワメの表面にいました。
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シワメの表面を見れば必ずいる、と思われるほどたくさんいます。小さいので目立ちませんが。
ただ、この種の他にホシアカリミノウミウシもたくさんいるようです。いずれにしろ小さいので見分けるのは大変ですね。
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何しろ宿主のシワメがゆらゆら揺れるので、撮影は苦労します。最近はこの海藻の表面に白っぽいタマゴのようなものもたくさん見られますが、このウミウシ達が生んだものなのでしょうか。
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同じ時期に田子の湾内、白崎で潜りました。白崎にもたくさんシワメが生えていますが、少し探した感じ、このウミウシは見つかりませんでした。不思議ですね〜。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 17:01 | ウミウシ・ハ行

オキウミウシ属の一種1

後䚡目裸鰓亜目スギノハウミウシ上科オキウミウシ科オキウミウシ属

2011年5月11日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。
体長はせいぜい2cmあるかないかでした。下の写真に写っている黒い物体は、ウインターグローブをはめた私の指です。宿主のガヤ類がゆらゆら揺れるのを押さえています。
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「本州のウミウシ」図鑑によると「春季、カヤに着生しているのが稀に見られる」ですって。やった!(*^^*)

さらに上記図鑑より「体地色は半透明な白色で、内蔵が透けて見える」とのこと。ぴったりですね。
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2015年5月2日撮影。撮影者は北村京子さん。
4年ぶり2回目の登場です。場所は雲見・牛着岩の水深15m付近。体長は1cm程度。小さかったです。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 16:45 | ウミウシ・ア行

コマチテッポウエビ

エビ類テッポウエビ科ツノテッポウエビ属。

2011年5月12日撮影。撮影者は雲見に下見に来ていたアクアティックプロの大西敏郎氏。
「海の甲殻類」図鑑によると「ウミシダ類の口盤付近にたいてい雌雄ですむ。(中略)体色は宿主の色に合わせて変化し、黒色と乳白色の2タイプがある」とのことです。これは黒色タイプですね。
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しかし、「海の甲殻類」図鑑を詳しく検討していくと、ちょっと疑問点が。

このコマチテッポウエビと同じページにハクセンコマチテッポウエビという種も載っています。こちらは分布が「琉球列島以南」となっていますが、その説明文章を見ると・・・。

「(前略)コマチテッポウエビに似ているが、甲やはさみ脚に数条の淡色の縦縞模様がある。額角には3つのとげがあり、第1はさみ脚は左側が大きい(後略)」

とあります。改めて写真を見てみると、体やはさみ脚には明瞭な縦縞模様、そして左側のはさみ脚が大きく写っています。逆に右側のはさみはあるのかどうか分からないですね。

コマチテッポウエビの黒色タイプは線が入らないようなので、分布が明らかに違うことをのぞけば、ハクセンコマチテッポウエビだと言いたい所です。ホントの所はどうなんでしょうね?
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by idive-marinelife | 2011-05-14 16:27 | その他・カ行

ムラクモキヌヅツミ

新生腹足上目高腹足目タカラガイ亜科タカラガイ上科ウミウサギガイ科。

2011年5月11日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。雲見ではウミウチワの上などでかなり普通に見ることが出来る貝です。
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ウミウサギ―生きている海のジュエリー 図鑑によると、その個体の乗る宿主生物により「外套膜は非常に変異が多く、殻が透ける部分をベースに、非常に密度が細かいものから大ざっぱなもの、網目模様になるものや縦のあみだくじ状になるものなどさまざまで、模様の色も褐色〜黒色まである」とあります。

模様だけでなく突起も変異に富むようで「また全面にある突起の大きさ、長さ、密度も個体によってさまざまであり、もっとも困惑しやすい種のひとつ」なんですって。

まあ、上記写真の個体は図鑑に載っていた画像とまったく同じ模様なので疑問の余地はありませんが、個体によっては見分けるのが難しい、ってことですね。

2011年11月13日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 16:07 | その他・マ行

ツユダマガイ

腹足綱新腹足目コゴメガイ(ヘリトリガイ)科Crithe属。

2011年5月11日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。これはウミウシではありません。小さな小さな貝です。
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以前から気になっていたのですが、このブログを偶然見て、名前が分かりました。

あおログ「タカラコゴメガイ」

え、名前が違うって。そうなんです。実はよく似た別の貝もいるようなんです。
こちらをご覧下さい。

Jonny and Julia’s Home「ツユダマガイとタカラコゴゴメの違い 貝先生に聞いてみました。(修正あり。)」

で、上記を参照した結果、この廣瀬さんが撮影した個体はぷりっとお尻が大きな感じがするので、ツユダマガイだろう、と判断したわけです。でも、いちどでいいからふたつを並べて比べてみたいもんですね。f ^ ^ *)

2011年12月21日撮影。こうして一か所にたくさん集まっているのは、交接の前触れでしょうか?
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by idive-marinelife | 2011-05-14 15:49 | その他・タ行

アカエラミノウミウシ属の1種

裸鰓目ミノウミウシ亜目アオミノウミウシ科。

2011年5月6日撮影。撮影場所は雲見・牛着岩、大牛の洞窟内部です。体長は4cmくらい。結構大きいイメージでした。
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一見、アカエラミノウミウシに似ていますが、その特徴である体の白い細点がありません。そしてアカエラミノにはない背中のミノ上の白い細線が目につきます。
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ウミウシに詳しいガイドさんに聞いた所、これはまだきちんとした分類がされていない種ではないか、とのことでした。

そしてこの写真は2011年5月11日に、廣瀬誠氏によって撮影されました。場所は同じく雲見・牛着岩の大牛の洞窟内部ですが、かなり小さくて多分体長は1cm無いくらいです。なので違う個体ですよね。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 15:14 | ウミウシ・ア行

フジタウミウシ

裸鰓目ドーリス亜目フジタウミウシ科フジタウミウシ亜科。

2011年5月6日撮影。撮影したのは雲見・牛着岩の大牛の洞窟内部、ゆらゆらと揺れるジュズツナギコケムシの上にちょこんと乗っかっていました。
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「本州のウミウシ」図鑑によると「体地色は黄白色」。ん?ちょっと違いますね。
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さらに引用を続けると「全面に多くの黒色と橙色の細点が散布している。頭部の前縁には7-8個の細長い指状突起がある。外套膜周縁にも白色の短い指状突起が並ぶ。また尾部の正中線上にも白色の突起が並ぶ。触角は暗色で先端は白色」となります。まあ、おおむね合致してますね。(⌒^⌒)b
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by idive-marinelife | 2011-05-14 14:59 | ウミウシ・ハ行

ダイダイウミウシ

裸鰓目ドーリス亜目クロシタナシウミウシ科ダイダイウミウシ属。

2011年5月5日撮影。撮影したのは雲見・牛着岩、水路下の洞窟内の水深15m付近、海底の石の上でした。体長は3cmほど。
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最初、イソウミウシと勘違いしていました。でも背面に不規則に入る白い網目模様が決め手となって、本種と判断するに至りました。
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by idive-marinelife | 2011-05-14 14:39 | ウミウシ・タ行