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ナシジイソギンチャク

2009年1月18日撮影。ヤギ類の上に群生を作っているのをよく見かけます。びっしりとくっついているので造礁サンゴのような群体にも見えますが、隣通しと体が連なることはないそうです。このイソギンチャクは分裂して数を増やすことが出来るので、ヤギの軸をやがては覆ってしまい、ヤギを殺してしまいます。
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いつかこのイソギンチャクに擬態して隠れる習性があるというアヤトリカクレエビを見てみたいものです。
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ちなみにナシジは梨地から来ていると思われます。梨地は伝統的な織物や漆器などに使われる言葉で、特に漆器では表面のテクスチャーが果物の梨の肌に似ているところからそう呼ばれている塗りの技法があります。このイソギンチャクは、その体壁の模様が梨地に似ていることからネーミングされたのでしょう。
by idive-marinelife | 2009-01-18 22:08 | その他・ナ行
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