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クロヘリアメフラシ

2010年3月6日撮影。撮影場所は水路下の洞窟内。撮影者は小山充治氏。体長は6、7cmあったでしょうか。この種の中では大きい個体だと思います。
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2010年3月7日撮影。私が撮影しました。湾内の水深10m付近です。フクロノリという緑藻の内側での産卵シーンです。卵塊は黄色いラーメンのような糸状ですね。この紐の中にたくさんの小さなタマゴが格納されています。
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同じく2010年3月7日に私が撮影しました。これも何匹か集まって産卵の準備段階でしょうか?
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2010年2月23日撮影。水路の壁、水深7m付近でした。体長はわずかに6mmほど。小さかったですね。最初、普段よく見かけるクロヘリアメフラシとあまりにも見た目が違うので、珍しい種類のアメフラシかと思いましたが、「本州のウミウシ」図鑑の当該種を調べると、色彩変異が多いとのこと。全部で6種類ほどカラーバリエーションが紹介されていましたが、中のひとつにそっくりでした。
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体をうーんと伸ばしたところ。こうすると、体長は倍くらいになりますね。まだ水温の冷たい今頃からしばらくの間、見ることが出来ます。
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2009年3月8日撮影。雲見・牛着岩の大牛の裏側、水深10m付近にて。撮影者は石井幾子氏。
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by idive-marinelife | 2010-02-25 14:34 | ウミウシ・カ行
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