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マツカサウミウシ属の1種1

裸鰓目スギノハウミウシ亜目マツカサウミウシ科マツカサウミウシ属。

2009年4月24日撮影。雲見・牛着岩のHの穴内部にて。水深15m付近。体長は15mm。
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「本州のウミウシ」図鑑によると触角鞘縁が伸長するとスミレマツカサウミウシだし、縁が波状ならバライロマツカサウミウシとのこと。
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しかし上記の画像からだとよく分からないので、マツカサウミウシ属の1種1ってことにしときます。f ^ ^ *)

撮影は2009年7月28日。場所は雲見・牛着岩のHの穴、水深15m付近。体長は1cmほどでした。狭い範囲のガヤに10個体以上も密集していました。今年の4月に見つけた時は1個体しか見つからなかったのですが・・・。こんなに小さいのにどうして特定のこの場所へ、こんなに集まってくることが出来るのでしょう?不思議です。
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タマゴらしき物を生んでいたのですが、うまく撮れていません。またチャレンジしたいですね。4月に見つけた時はスミレマツカサかバライロマツカサか、判断を保留しました。今回の画像を見ると正中線上に白い細かい点々が密にあり、触角のさやは波状に見えます。これらのことからバライロマツカサウミウシと思われますけど、本当のところはどうなんでしょ? f ^ ^ *)
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撮影は2010年5月19日。今年もH型の穴周辺のガヤで、何ヶ所かこのウミウシが集団で産卵しているコロニーを見つけました。
下の画像はオレンジ色の卵塊を今まさに生み出しているところのようです。
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2011年6月19日撮影。撮影者は澤田昭一氏です。いっ箇所のガヤにこれほどの数が群生してのを見るのは初めてでした。
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by idive-marinelife | 2009-07-29 20:54 | ウミウシ・マ行
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