ヘビギンポ
2010年2月23日撮影。この日一日でヘビギンポの画像を8個体分撮りました。一挙掲載です。これは、実はこの数日前に珍しい「赤ヘビ」と呼ばれる学名も確定していない個体を発見したことがきっかけでした。
このヘビギンポ自体はありふれた種で通年、雲見・牛着岩でもよく見かけます。そのせいであまり注意を払ってこなかったのですが、この魚の仲間は、実は非常に奥が深いようなのです。詳しくは「赤ヘビ」の頁をご覧下さい。 1匹目。気をつけて探せば、かなりの数を見つけることが出来ます。 2匹目。どの個体も体長は3cmから5cmと言ったところ。 背びれが3基あるのが、この種の特徴です。 はっきり言って、そこら中にいます。f ^ ^ *) そっと近づけば、かなり寄れるので、被写体にしやすいですね。 この仲間はオスとメスの体色が違うことが多く、また婚姻色もあるので大変です。「日本の海水魚」図鑑には「前鼻管の皮弁は2分岐する。体色に雌雄差がある」とあるだけで、詳しい見分け方とか載っていません。また前鼻管がどこなのかもイマイチ分かりません。f ^ ^ *) どこが2分岐しているんでしょう? 今日は水深6mからおおよそ12mくらいのところにいる個体を撮りました。あまり意識していなかったですが、それより深いところにはあまりいないのかな?下の画像は幼魚と思われます。 全部ヘビギンポだとは思うのですが、体色も微妙に違いますよね?ひょっとして、また違う種類が混ざっていたりして。こちらは2ショット。 2010年6月24日撮影。オスの婚姻色です。産卵期は「生態観察ガイド 伊豆の海水魚」によると、6月から11月。ピークは6月から8月だそうです。 「赤ヘビ」の発見をきっかけに、今まで見向きもしなかったヘビギンポに、ちょっとだけ興味が湧いてきました。で、ネットを検索すると・・・。なんと、ヘビギンポだけに特化したサイトを発見!瀬能先生が言う「一部のマニアックなダイバー」って、ひょっとしてこの人たちのこと? 「ヘビギンポのデータベース ヘビベース!」
by idive-marinelife
| 2010-02-25 20:24
| 魚・ハ行
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