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ヒラムシの仲間

ヒラムシはウミウシとよく似ていますが、「扁形動物門(へんけいどうぶつもん)」という分類に属していて、サナダムシなどの仲間。と言われても、サナダムシ自体イマイチぴんと来ませんが。f ^ ^ *)

また近縁にはクラゲやイソギンチャク、サンゴなどが含まれる刺胞動物門があると言いますが、どれにも似ていませんね〜。

ウミウシはご存じの方も多いと思いますが、「軟体動物門」の属する貝の仲間。同じ軟体動物門にはタコやイカも含まれます。つまりウミウシはヒラムシよりもタコのほうが、分類的にはよっぽど近しい仲間ということになります。

参考にしたWEBサイト「ランゲルハンス島の海」

さて、そのヒラムシですが、何冊もの専門図鑑が出版されているウミウシと違い、クローズアップされる機会はほとんど無いんじゃないでしょうか。ご多分に漏れず、僕自身もあまり注目してきませんでした。で、まあヒラムシの仲間は名前の分かんないヤツも多いし、一括りでいいか!ってことで、ここにまとめて掲載いたします。

おいおい、名前の分かったヤツは、アデヤカニセツノヒラムシのように項目として独立させていくつもりです。

2007年5月24日撮影。場所、水深など不明です。
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2008年5月30日撮影。
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2009年1月21日撮影。
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2009年7月12日撮影。撮影者は竹井直美氏。美しい模様なのですが、惜しいことに、水中ライトの光を嫌ってか、穴の中に逃げこみかけています。
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2012年2月13日撮影。撮影場所は雲見・牛着岩の湾内、水深12m付近。石をひっくり返したらいました。一応触角らしきものもあるし、最初はウミウシかと思いましたよ。f ^ ^ *)
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同じ日に別の場所で。オオパンカイメンの上を這っていました。
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ヒラムシのことを調べていて、偶然面白い動画を発見しました。なんと、ヒラムシの交尾の様子です。ヒラムシもウミウシと同じく雌雄同体なんですね。そして交接器をナイフのように振り回し、相手の体に突き刺して精子を注入できた方がオス、注入された方はメスとして卵を産む、という習性なんだそうです。これ、かなり衝撃的ですね。( ̄Д ̄;)

ウミウシは紳士的(?)に、交接器をくっつけあって互いに精子を交換し合い、お互いが受精しますから、システムとしてはずっとウミウシのほうが洗練されていると思います。f ^ ^ *)


それにしても、所構わず相手の体に穴を開けて精子を注入する交接方法なんて、初めて知りました。
上記「ランゲルハンス島の海」の記事から一部引用いたします。ウミウシとヒラムシの体の構造の違いについてです。

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■消化器
 ウミウシ:口と肛門があり、一本の管でできる。
 ヒラムシ:肛門はなく、口から食べて口から排泄する。消化管は袋状で分岐して体内に広がる。

■呼吸器・循環器
 ウミウシ:心臓・鰓・血管がある。
 ヒラムシ:心臓・鰓・血管がなく栄養・酸素などの運搬は、拡散(物質が自然と散らばる現象)に頼る。
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ってことは、精子も適当に相手の体に注入すれば、拡散によって然るべき所に到達する、ってことなんでしょうか?? がぜん、ヒラムシにも興味が湧いてきました。(*^^*)
by idive-marinelife | 2012-02-15 22:21 | その他・ハ行
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