ヨコジマキセワタ
2010年4月21日撮影。場所は牛着岩の湾内、水深14m付近。大きな岩の裾、砂地の海底に近い場所で。体長は3cmほど。
分類は頭楯目キセワタ上科カノコキセワタ科。同じ頭楯目の仲間として、他にミスガイ、ニシキツバメガイ、コンシボリガイ、ムラサキウミコチョウなどが雲見で観察されています。 ある図鑑には超稀少種、とありました。砂に潜る性質があるとのことです。他のガイドさんがもう少し大きい個体をこれと近い場所で発見したそうです。 ただ、どちらの個体も結構速い速度で移動を開始してしまいました。結局、すぐ後に見に行っても、もう見つかりませんでした。この神出鬼没具合も、稀少種といわれる所以でしょうか。 私が撮影したほうの個体は、ブダイが夜寝る時に張る幕のようなものがまとわりついていました。このウミウシが出したものでしょうか? 2010年4月28日撮影。場所はやはり湾内の砂地でした。ただ上記の個体よりひとまわりくらい大きく、体長は5cmほどありました。上記の個体と同じく、まるでブダイが寝る時に張る幕のようなものが体を覆っていました。
by idive-marinelife
| 2010-04-24 14:16
| ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行
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