オシャレカクレエビ
甲殻類十脚目テナガエビ科ホンカクレエビ属。
2010年10月26日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。雲見・牛着岩の湾内、水深12m付近の岩場と砂地の境目、岩の下のすき間にいました。体長は7cmから8cmでした。 イソギンチャクの中でよく見かけるアカホシカクレエビなどに似た感じですが、ハサミ脚が長いです。また本種とよく似た種類にテナガカクレエビやシオダマリカクレエビといった種類がいますが、本種はハサミの部分だけ黄褐色なこと、腕の関節近くに紺色の模様が入っていることなどで判断しました。 ・・・が、もちろん違っている場合もあると思います。お気づきの方はご指摘いただけると大変助かります。m(_ _)m 2010年11月6日撮影。撮影者は岡島洋介氏。上と同じ個体です。 2010年11月14日撮影。撮影者は私。上と同じ個体ですが、上記の写真を撮った1週間後には、なんと左の大きいハサミ脚がなくなっていました。魚につつかれたんでしょうか。 「海の甲殻類」図鑑によると、分布は「琉球列島以南」となっていますから、このエビは死滅回遊魚ならぬ死滅回遊エビ、なんですね。それにしても遠くからはるばる来たもんだ。 2010年11月24日追記。 今日、上記の個体をチェックしに行ったところ、ずっと観察できていた場所にいませんでした。 場所を変えたのでしょうか。それとも捕食される、などの理由で姿を消したのでしょうか。
by idive-marinelife
| 2010-11-18 13:55
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