ヒメスナイソギンチャク

刺胞動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イソギンチャク目ウメボシイソギンチャク科。

2012年2月6日撮影。撮影したのはたて穴内部の壁、水深15m付近でした。直径は5cmほどと小さくて目立たないですね。ただ、ご覧のようにすごくきれいです。
b0156853_16402938.jpg


「イソギンチャクガイドブック」に掲載された写真を見ると、触手はもっとずっと長くなるようです。

またその分布ですが、上記ガイドブックには明確な分布域の記載がありません。しかし一部引用すると「浅海の死サンゴの中で見つかるが、生態的に見て、サンゴ礁海域で枝状サンゴの死んだ部分に群生すると思われる。しかし、沖縄、八重山列島では見つかっていない。さらに国外のサンゴ礁からも報告がない」とあります。

つまり死んだ枝サンゴのあるような比較的温暖な海域で見られるが、沖縄にはいない、ってことでしょうか。では、雲見・牛着岩の薄暗い洞窟の中に単体でいた、ということはかなりイレギュラーな状態ですよね。水温も16℃を切った状態でしたし。

また海外からの報告がないということは、日本固有種?

上記ガイドブックにはこの種の学名は「Doflenia sp. M」とあるだけですから、正式な学名も与えられていないんですね。意外に奥の深い生き物でした。
[PR]
by idive-marinelife | 2012-02-06 16:53 | その他・ハ行
<< ヨコシマエビ ウスマメホネナシサンゴ >>