オオウミウマ
トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ亜科。
2012年3月8日撮影。 撮影場所は雲見・牛着岩、小牛の亀裂横、水深12m付近でした。 体長は10cmほど。あまり大きくありません。紅藻にしっぽをからめていました。 タツノオトシゴの中まで、ダイバーがよく目にするのは、本種ではなく圧倒的にこちらのハナタツだと思います。 ハナタツと本種との違いは躯幹輪数(鰓蓋の後ろから肛門までの輪の数)ですが、肉眼ではもちろん、写真に撮っても分かりにくいですね。 この種に特徴的なのは、吻が短くて太いこと。同じ特徴を持つ仲間としてはタカクラタツがありますが、こちらは頂冠が丸いという特徴があります。 上記の写真の頂冠(頭の上のでっぱり部分)は丸いようには見えません。 なので本種じゃないか、という結論ですが、さて、どうでしょう? 参考までに、タツノオトシゴの仲間の見分け方を掲載しておきます。 2012年3月16日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。 2012年3月20日撮影。撮影者は橋本猛氏。 なんでタツノオトシゴの仲間はカメラ目線くれないんでしょうねぇ? 下は同じく橋本氏が向きを変えて撮った一枚。
by idive-marinelife
| 2012-03-10 19:58
| 魚・ア行
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