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スジタテガミカエルウオ

スズキ目イソギンポ科

2013年9月19日撮影。場所は雲見・牛着岩のブルーコーナー、水深6m付近。体長は推定で8cm前後と思われます。撮影者は大野真紀子さん。

この魚、ある日突然ブルーコーナーで頻繁に目撃されるようになりました。それまでは雲見で見た事は無かったと思います。
初めて見た時から他のよく見かけるマツバギンポなどに比べて「大きいな」という印象でした。つまり成魚の状態でどこからか流れてきたのでしょうか。

「日本の海水魚」図鑑によると、生息場所は「和歌山県白浜、八丈島、西表島に分布」とあります。つまり季節来遊魚の一種ですよね。
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この個体は黄色っぽいですが、もういち個体、黒っぽい体色のものも観察されています。不思議な事もありますね〜。(⌒^⌒)b

ちなみに本種の同定の決め手は「首の付け根の青い斑点」にあるようです。こちらのサイトを参考にしました。また写真では分かりづらいですが、首の付け根にタテガミのような皮弁もあります。これが名前の由来でしょうか?

2013年9月28日撮影。場所は雲見・沖の根の水深11m付近でした。撮影者は浅沼絵美さん。全身が分かる貴重な写真です。体長は10cmほどでしょうか。
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2013年9月29日撮影。場所は雲見・牛着岩、ブルーコーナーの水深7m付近です。首の付け根の斑点、黒っぽく見えますが青いラメが入っているように見えます。また開いたり閉じたりするようにも見えますね。撮影者は宗村加奈子さん。
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2013年9月29日撮影。場所は雲見・牛着岩、いつものブルーコーナーです。半身を乗り出しているので、首の付け根に短い皮弁が並んで生えているのが分かります。これが名前の「タテガミ」の由来でしょうか。撮影者は宗村加奈子さんです。
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by idive-marinelife | 2013-09-26 12:07 | 魚・サ行
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