フジイロウミウシ
裸鰓目ドーリス亜目イロウミウシ科。
2010年6月1日撮影。 下の2枚の画像と同じ個体ですが、今まで一緒の場所にいた個体がバラバラの場所にいました。交接が終わって各々出産場所を見つけてタマゴを産むのでしょうか。同じ場所に産まないのは、出来るだけ子孫を広い範囲に拡散させて、より多くの子孫を残そうとする本能なんでしょうかね? 2010年5月30日撮影。下と同じ個体ですね。この種の特徴は背中の白い線が鰓の付け根を囲まないこと。同様の特徴を持つノウメア・ワリアンスとは、体地色の色の違い(ノウメア・ワリアンスは薄いオレンジ色から赤紫で赤みが強いのに対して、本種はより青みの強い色合い)や触角の色が濃い(ノウメア・ワリアンスは薄い橙色)こと等で区別できます。 2010年5月29日撮影。撮影者は井部泰輔氏。撮影場所はたて穴の内部。今まさに交接中のように見えます。体長は2cm前後でした。 フジイロウミウシのいちばんの特徴は背中の白い線が、二次鰓を囲まないこと。よく似たシモダイロウミウシやアラリウミウシは白い線が鰓の根本を囲むことから区別できます。 2008年5月25日撮影。
by idive-marinelife
| 2008-07-09 11:44
| ウミウシ・ハ行
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