コンシボリガイ

異旋目(下位異鰓目)オオシイノミガイ上科ミスガイ科コンシボリガイ属

※ この生物は正確にはウミウシではありません。2005年ごろ、ウミウシ分類に変革が起こり、DNA解析に基づく分類方法が導入された結果、この種はウミウシ(=後䚡目)ではなく異旋目になってしまいました。しかしながら美しい人気のある生物であることに間違いありません。なのでここでは便宜的にウミウシとして掲載いたします。

2008年5月25日撮影。水深16mのアーチからロッカク岩に向かう岩場の上で。体長は4〜5センチほど。水深15m付近。
分類は頭楯目オオシイノミガイ上科ミスガイ科コンシボリガイ属。
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頭楯目はウミウシの中でも原始的な形を残しているものが多いのが特徴です。このコンシボリガイも背中に貝殻を残しています。ただ、普通の貝と違い、自分の体を貝殻の中に収納することは出来ません。
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またウミウシの一般的なイメージにある、頭部の触角はこの仲間にはありません。雲見で見ることの出来る頭楯目の仲間としては、他にミスガイニシキツバメガイヨコジマキセワタムラサキウミコチョウなどがあげられます。
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2010年4月30日撮影。平嶋めぐみ氏撮影です。この種類は過去に地元ガイド達によって、大牛の洞窟や、小牛の裏手の壁・浅瀬、小牛の湾内側の壁、水路入口の岩の上など、牛着岩の広い範囲で発見されています。この個体はたて穴を出たところで発見しました。体長は3cmほどでした。
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コンシボリガイには、名前の通り体色が青いものと黄色いものがあるのですが、何故か黄色いものしか見たことがありません。ぜひ一度青いバージョンを見てみたいものです。

2014年1月5日撮影。撮影者は平野典司氏。美しいですね。
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by idive-marinelife | 2010-05-09 11:17 | ウミウシ・カ行
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