ネコザメ
軟骨魚綱板鰓亜綱ネコザメ目ネコザメ科ネコザメ属。
2008年5月1日撮影。-26mのアーチにて。水深24m付近です。体長は1mほど。 ネコザメは雲見では最もポピュラーなサメの種類です。よく水深26mのアーチや、その近くの通称「ネコ穴」と呼ばれる岩の隙間などによく隠れています。 これは同じく2008年5月1日に船の上で撮影された別個体です。漁師の網にかかったものをもらい受けて、船で海に返しに行く途中の様子です。 ネコザメはごつくて大きな顔。目の上の隆起。石臼のような歯。ふたつの背びれの前にそれぞれある棘など、特徴的なかたちをしています。名前の通り、ネコのような細い瞳孔を持っています。 卵生でタマゴは螺旋状をしていて、岩の隙間などに押し込んで、うねりでどこかへ行ってしまわないような形状になっています。 夜行性で昼間は岩の隙間などでじっとしています。食餌は主にサザエなどの貝類を、丈夫な歯でバリバリと噛み砕いて食べることが知られています。 2012年12月24日撮影。場所はネコ穴、体長は1m超。大きかったですね。 2013年1月5日撮影。撮影者は平野典司さんです。やはり見つかったのは雲見・牛着岩のネコ穴でした。お気に入りの場所ってあるんですね。個体が変わってもやはり見つかるのはこの場所が多いです。
by idive-marinelife
| 2012-12-28 11:35
| 魚・ナ行
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