カエルアンコウ
アンコウ目カエルアンコウ科。従来の和名はイザリウオでしたが、2007年に日本魚類学会でカエルアンコウと改名されました。
2010年6月28日撮影。体長は6cmくらい。遠くからでも目につく鮮やかな黄色でした。 2010年7月1日、廣瀬誠氏撮影。上記と同じ個体です。 2008年5月30日撮影。場所は-16mのアーチ付近。 カエルアンコウの特徴はエスカが白くて大きくよく目立つこと。他のカエルアンコウの仲間に比べて背びれがギザギザしていること。そしてエスカの付け根が上クチビルより前に出ていること、です。 上記画像の個体はこれらの特徴をよく備えていると思います。 ただし!カエルアンコウは基本的に砂地に生息しているのですが、この個体は岩の上にいます。なので最初はイロカエルアンコウかと思いました。イロが付くか付かないか、は大きな問題ですね。f ^ ^ *) 2007年9月11日撮影。小牛の湾内側、砂地から立ち上がった壁のすぐのところにいました。 このカエルアンコウもギザギザした背びれ、15cmと割と大きいこと。イリシウムの付け根が上クチビルより前に出ていることからカエルアンコウと思われます。 この赤っぽいカエルアンコウも上の黒い個体とほぼ同じ場所にいました。同様にギザギザした背びれや、イリシウムの付け根が上クチビルより前に出ていることからカエルアンコウと思われます。 2011年10月13日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。湾内の岩の上、水深10m付近でした。こうして見てみると、実にカラーバリエーションが豊富ですね。逆に言えば、色は種類の同定には役に立たない、ってことですね。
by idive-marinelife
| 2008-07-10 18:18
| 魚・カ行
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