クエ
スズキ目ハタ科。
2007年8月26日撮影。クエはハタ科で、雲見で見ることの出来る魚類のうち、最大と言ってもいいと思います。ごく稀にホシエイが出現すると、体長ナンバー1の座を明け渡すことになりますが、それでも間近で見ることが出来たら、大迫力なこと間違い無しです。比較的大人しく、H型の穴や水深24mのアーチなどの暗がりにじっとひそんでいることが多いですね。脅かさなければ近くに寄ることも出来ます。 下記の画像は2008年10月21日撮影。撮影者は根本優子氏。場所はH型の穴です。 どアップですね。迫力があります。2009年9月28日撮影。撮影者は下関智子氏。口の中に歯が生えている様子までしっかり分かります。 2009年10月1日撮影。場所は水深24mのアーチ付近。メーター級の個体が2匹いたうちの一匹です。各ヒレの様子がよく分かります。クエは食べると大変美味しいそうで、九州にはクエを使ったアラ鍋という名物料理があるそうです。市場では1キロで1万円とか1万5千円で取引されるそうですから超高級魚ですね。いちど食べてみたいものです。(*^^*) 同じく2009年10月1日撮影。こちらのクエはホンソメワケベラにクリーニングされていました。そのせいか近づいてもあまり逃げませんでしたね。 同じく2009年10月29日撮影。場所も同じ水深24mのアーチです。この日もホンソメワケベラが口の中にも入り込んで忙しそうにクリーニングしていました。 クエと、クエの口の中などをクリーニングするホンソメワケベラの動画。2007年8月29日撮影。 2012年9月27日撮影。次の2枚の撮影者は亀谷文俊氏。撮影場所は水深24mのアーチの辺り、水深16mです。それにしても、ダイバーが近づくとすぐに逃げてしまうクエに、よくここまで寄れましたね。 そして顔のアップ。やはりホンソメワケベラにクリーニングされています。 だから逃げなかったんでしょうね。それに臆病かそうでないか、個体差もあると思います。 2012年11月11日撮影。場所はグンカン前の砂地、水深18m付近です。 普段は狭い穴の暗がりにいることが多いです。でもたまに、こうした砂地にぽつんといるところを見かけます。いつも狭くて暗いところにいると、たまには広々としたところに出てきたくなるのでしょうか。f ^ ^ *)
by idive-marinelife
| 2012-11-12 10:31
| 魚・カ行
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