コクチフサカサゴ
2007年5月24日撮影。カサゴ目フサカサゴ科。
![]() 2009年6月5日撮影。 ![]() 2010年3月7日撮影。湾内の小牛の壁、水深12m付近でした。体長は15cmほどです。 ![]() 2010年4月7日撮影。湾内のトレジャーロックの上、水深14m付近です。体長は15cmくらいでした。 ![]() 2010年4月23日追記。 以前この魚を「フサカサゴ」として紹介していましたが、本種コクチフサカサゴとフサカサゴの同定のポイントを神奈川県立生命の星・地球博物館の瀬能 宏先生にお尋ねした所、下記のような貴重な情報をお寄せ頂いたので、ご紹介いたします。なお、先生の知見は下記の画像(目の部分に寄生虫が付いている)に基づいてお寄せ頂きました。 ![]() ///////////////////////////////////////// 寄生虫はいわゆるメダマイカリムシですが、専門外のため同定に関しては詳しいことはわかりません。 ●上記2種(フサカサゴとコクチフサカサゴ)に限って言えば、体側に目立つ小黒点がまばらにあればフサカサゴ、なければコクチフサカサゴです。 体形も異なり、フサカサゴは体後半が細身です。 背鰭の色彩はコクチの方が黒い縁取りのある白い虫食い状斑が目立ちます。 また、コクチの方が吻が短くて丸いように感じます。 なお、両種は生息水深が異なり、通常のダイビングで観察される浅い岩礁にいるものはほとんどがコクチです。フサカサゴはかなり深い岩礁(釣りだと100m前後)に生息しており、水中写真は稀です。 ●今回の画像では上記の特徴を確認できませんが、コクチにしておいてよいと思います。 ///////////////////////////////////////// 今まで私が撮影し、この雲見の生き物ブログや、もうひとつのアイダイブ海ブログでフサカサゴとしてご紹介していたものは、撮影した深度がみな水深20m以浅ということを考えると、すべてコクチフサカサゴと考えていいようです。 お詫びして訂正いたします。 2010年4月18日撮影。小さな甲殻類を丸飲みした直後の画像です。あんぐあんぐとあっという間に飲み込んでしまいました。普段はじっとしているクセに、獲物に飛びかかる瞬間はホント早かったですね。目が追いつきませんでした。もちろんカメラも・・・。f ^ ^ *) ![]()
by idive-marinelife
| 2010-04-22 21:13
| 魚・カ行
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