ベッコウヒカリウミウシ
裸鰓目ドーリス亜目フジタウミウシ科ハナサキウミウシ亜科ヒカリウミウシ属。
2012年2月10日撮影。場所はH型の穴手前の小牛の壁、水深15m付近。大きさは3cmくらいでした。 「本州のウミウシ」図鑑によると、「外套膜周縁には3対の突起が上向きに並んでいる。この突起は通常その先端に丸い丸く膨らんだ発光瘤をもつ」とあります。同じページに載っているニンジンヒカリウミウシとよく似ていますが、この瘤の数がニンジンは4個で本種は6個、という違いのようです。 上記の写真、周りの色彩に溶け込んで分かりにくいですが、6個の瘤のあることが確認できました。なので本種と判断いたしました。 2006年4月18日撮影。下の2枚の写真はアップした時点でもう2年以上前に撮影したものでした。なので細かい状況とか分かりませんし、体全体が見えているわけではないので、確実に本種と断定できるわけではありません。あしからずご了承ください。 2009年4月9日撮影。雲見・牛着岩の裏手、大牛の洞窟の前にある岩の窪みに潜んでいました。 ※ 以前は下の写真2枚をニンジンヒカリウミウシとして掲載していましたが、背中の瘤が6つあることが視認できるので、こちらに転載しました。 「本州のウミウシ」図鑑によると「発光瘤は黄色から橙色で、冷光を放つ。発光のメカニズムは未だに不明」だそうです。一度光っている所を見てみたいです。
by idive-marinelife
| 2012-02-15 23:16
| ウミウシ・ハ行
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