セトイロウミウシ
裸鰓目ドーリス亜目イロウミウシ科。
2008年9月18日撮影。小牛の洞窟にて。体長わずかに1.5センチほど。 2009年7月24日撮影。水路下の洞窟にて。上記の撮影以来久しぶりのご対面です。 2009年7月24日撮影。お互い、互い違いに体側右前の交接器官がある辺りを接しているので、交接中かと思われます。そもそも数が少ないのにどうやってこの広い海の中で出会うのでしょう??? 実はウミウシの触角には海水に含まれる微量の化学物質を検知して、どこに餌や交接相手がいるのかを察知し進む方向を決める能力があるとされています。大海原の中で他にもたくさんのウミウシが出す匂いの痕跡の中から自分と同じ種の匂いだけをかぎ分けるなんて、すごい高性能の触角(別名『嗅角』)ですね。 2012年8月31日撮影。場所は雲見・三競の3番の穴です。背中のY字模様が特徴なんですが、この人の場合はちょっと模様が崩れちゃってますね。
by idive-marinelife
| 2009-07-25 11:19
| ウミウシ・サ行
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