ミスガイ
異旋目(下位異鰓目)オオシイノミガイ上科ミスガイ科ミスガイ属
※ この生物は正確にはウミウシではありません。2005年ごろ、ウミウシ分類に変革が起こり、DNA解析に基づく分類方法が導入された結果、この種はウミウシ(=後䚡目)ではなく異旋目になってしまいました。しかしながら美しい人気のある生物であることに間違いありません。なのでここでは便宜的にウミウシとして掲載いたします。 2008年11月26日撮影。水路の水深7m付近にて。体長は1.5cmほど。ひらひらとした立派な軟体部は貝殻の中に収納できません。 頭部にある小さなふたつの黒い点は、目ですね。 通常この種類は砂中潜降型として知られ、見られる場所も砂地のはずなのですが、何故か水路の岩場で発見しました。 同じ頭楯目の仲間として、他にコンシボリガイ、ニシキツバメガイ、ヨコジマキセワタ、ムラサキウミコチョウなどが雲見で観察されています。 2011年12月3日撮影。撮影者は浅沼絵美氏。発見者は菊島智子氏です。場所はグンカン沖側の水深14m付近でした。2008年の個体と比べると少し大きめで、貝に入っている線模様の数も多いですね。色も淡い感じです。 上記と同じ個体です。見ている間にも結構なスピードで移動していました。体長は4cmほどでした。軟体部の縁取りの青い線は蛍光色で、光を放っているかのようでした。
by idive-marinelife
| 2010-05-09 11:23
| ウミウシ・マ行
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