カテゴリ:ウミウシ・ナ行( 15 )

ネズミウミウシ

後䚡目裸鰓(らさい)亜目ドーリス上科隠鰓ウミウシ類ツヅレウミウシ科クモガタウミウシ属

《旧分類:裸鰓目ドーリス亜目ドーリス科クモガタウミウシ属》

2008年11月16日撮影。撮影場所はたて穴。水深16m付近。
このウミウシの特徴は体地色が淡黄色で暗褐色の細点で密に覆われること。白っぽい斑点が左右2、3対あることなどです。
それにしても「ネズミ」ウミウシとは・・・。f ^ ^ *)
もうちょっとなにかいいネーミングがありそうな感じなんですが・・・。
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2011年5月11日撮影。結構大きくて、体長は12cmくらいあったと思います。
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2013年4月13日撮影。場所は雲見・牛着岩のクレバス下、水深9m付近の小さな穴の中です。ノコギリガニと同居していました。全体が見えませんけど体長は3cmほどでしょうか。
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by idive-marinelife | 2013-04-30 18:35 | ウミウシ・ナ行

ニシキリュウグウウミウシ属の一種1(オレンジ・タンジャ)

後䚡目裸鰓(らさい)亜目ドーリス上科顕鰓ウミウシ類フジタウミウシ科クロスジリュウグウウミウシ亜科ニシキリュウグウウミウシ属

《旧分類:裸鰓目ドーリス亜目フジタウミウシ科クロスジリュウグウウミウシ亜科ニシキリュウグウウミウシ属》

2009年4月17日撮影。インサイドの水深18m付近、紅藻の上でした。アカズキンリュウグウウミウシによく似ていますが、体に突起物や斑紋など無いことで区別できます。正式な和名はありませんが、英名はオレンジ・タンジャというそうです。
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しかしせいぜい1cmあるかないかの大きさなので、撮影には苦労します。f ^ ^ *)
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2010年2月14日撮影。場所は雲見・牛着岩の水路下の洞窟、水深10m付近です。体長は2cm程度。以前見たことのあるどの個体よりも大きかったと思います。
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2010年2月15日追記。以前はアカズキンリュウグウウミウシとして掲載していましたが、特徴である触角鞘や体表小突起が乳白色をしていないことから、この個体も本種と判断しました。

2007年4月18日撮影。水路下の洞窟にて。
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2012年3月16日撮影。撮影者は高山恵子さん。ぷりっとした後ろ姿が可愛いです。
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2013年4月23日撮影。場所は雲見・牛着岩の小牛の洞窟入口付近。水深12mほど。体長は2cmでした。
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by idive-marinelife | 2013-04-30 09:01 | ウミウシ・ナ行

ネコジタウミウシ

後䚡目裸鰓(らさい)亜目ドーリス上科顕䚡ウミウシ類ネコジタウミウシ科ネコジタウミウシ属(日本のウミウシβ版準拠)

2013120日撮影。撮影場所は小牛の前角、水深6m付近と浅かったですね。体長は2cmほどでした。
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もう一枚、同じ個体を別の角度から。
正直言ってこの個体が間違いなく本種かどうか自信がありません。よく似たサガミコネコウミウシの可能性もあると思います。
本種のネコジタウミウシは日本のウミウシβ版によると「体地色は淡褐色、赤褐色、暗褐色など」と色合いにバリエーションがあります。
また「外套膜は円錐形の突起でおおわれ、黄色や白色の斑点が散在する」そうですが、この個体にその特徴があるのかどうか、判断が難しいですね。
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さらに日本のウミウシβ版によると「外套膜の正中線上、両触角間と鰓との間に隆起線がある」とありますが、この特徴も写真からだとはっきり言い切れません。
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by idive-marinelife | 2013-03-19 13:41 | ウミウシ・ナ行

ノウメア・ラボウトイ

後䚡目裸鰓(らさい)亜目ドーリス上科隠䚡ウミウシ類イロウミウシ科シラユキウミウシ属(日本のウミウシβ版準拠)

2013年3月12日撮影。撮影者は杉村逸平氏。場所は雲見・牛着岩、大牛の洞窟の水深15m付近でした。大きさは5mm無いくらい。とても小さくて写真も下記のものを撮るのが精一杯だったと思います。
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正直、絶対この種に間違いないか、と言われれば「そうだ」とは言い切れません。しかし体地色が鮮やかな黄色で縁取りが無く、触角と二次鰓部分が赤いウミウシというと、本種以外には見当たりません。

日本のウミウシβ版には「潮通しのよいサンゴ礁域で稀に見られる。本州ではきわめて稀」とありますが、さて・・・。
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by idive-marinelife | 2013-03-16 19:53 | ウミウシ・ナ行

ナンヨウウミウシ

裸鰓目スギノハウミウシ亜目マリアニナ科マリアニナ属。

2008年9月18日撮影。水路下の洞窟にて。体長1センチほど。
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2011年12月31日撮影。3年ぶりにまた水路下の洞窟でみつけました。体長は2mmといったところ。小さいです。
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2012年1月1日撮影。毎日10cm前後の距離を移動しています。小さいのでその度みつけるのに苦労させられます。

どれくらい小さいかというと、下の写真をご覧下さい。指の先の赤い円の中にいるのがそうです。
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アップにすると美しいですね。
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このウミウシ、珍しいみたいです。まず「本州のウミウシ」図鑑によると、その分布は「西太平洋熱帯域」、そして「黒潮の影響を受ける海域で、春季から夏季にかけて稀に見られる」とあります。つまり真冬の伊豆・雲見は、このウミウシが出現する場所、季節としてとても的外れだということになります。

でも、います。どうしてなんでしょう・・・?

2012年5月13日撮影。場所はやはり雲見・牛着岩の水路下の洞窟です。数日前、アクアティークの糸井さんが見つけたと聞いて確認しに行きました。すると教えてもらった個体の数メートル脇にももう一個体いるのを発見しました。

複数個体いるとなると、繁殖している可能性もありますよね〜。いよいよ不思議です。
まず、こちらが糸井さん発見の個体。
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そしてこちらが2個体目のほうです。目印の為に刺した楊枝のすぐそばに移動していました。楊枝の太さと比べると小ささがよく分かると思います。
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2012年7月19日撮影。場所は雲見・牛着岩の小牛の洞窟。撮影者は高山恵子さん。
この日の前後、この周辺で全部で3個体が確認されています。いよいよ繁殖している可能性・大ですね。(⌒^⌒)b
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次の写真は同業のアクアティークのお客様・浅沼絵美さんからご提供いただきました。2012年7月12日撮影。場所は小牛の洞窟です。ただでさえ珍しいこのウミウシがなんと産卵中という大変貴重な写真です。
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2012年7月23日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。場所は雲見・牛着岩の水路下の洞窟、小牛側の壁でした。今年は本種の当たり年?らしく、複数個体が発見されています。最大で5個体が確認できた日もありました。図鑑の分布域が訂正される日も近いかもしれません。f ^ ^ *)
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2012年11月9日撮影。撮影者は高木郁子さん。場所は小牛の洞窟前の壁。水路下の洞窟と並んで本種がよく見つかる場所です。数ヶ月ぶりの発見ですが、きっと目につかなかっただけでずっとここにいたんでしょうね。

下の写真、よく見るとこの個体が産んだらしいタマゴも見えます。今年7月にも産卵している様子が撮影されているのですが、繁殖期間って長いんでしょうか?謎が多いです。
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by idive-marinelife | 2012-07-27 18:25 | ウミウシ・ナ行

ニンジンヒカリウミウシ

裸鰓目ドーリス亜目フジタウミウシ科ハナサキウミウシ亜科ヒカリウミウシ属。

2012年2月13日撮影。雲見・牛着岩の湾内の転石をひっくり返して見つけました。体長は2から3cm程度。かなり速いスピードで移動していました。周りに溶け込むような色彩なので、最初は気がつきませんでした。
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ベッコウヒカリウミウシとよく似ていますが、背中の発光瘤が本種は4つなのに対して、ベッコウヒカリウミウシのほうは6つあるので区別できます。
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by idive-MARINELIFE | 2012-02-15 23:19 | ウミウシ・ナ行

ネコジタウミウシ科の一種5

裸鰓目ドーリス亜目ネコジタウミウシ科。

2012年2月13日撮影。場所は大牛の洞窟入口の水深15m付近。体長は2cmほどでした。
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偶然、同じ日に別の場所でガイド仲間の近喰細氏もこのウミウシを見ていたそうです。
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このウミウシは図鑑には載っていません。下記を参考にしました。

ウミウシ図鑑.com「ネコジタウミウシ科の一種5」

2012年4月22日撮影。撮影者は私です。
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2012年5月9日撮影。撮影者は浅沼絵美さん。場所は雲見・牛着岩の秘密の抜け穴の中でした。
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by idive-marinelife | 2012-02-15 22:37 | ウミウシ・ナ行

ネアカミノウミウシ

裸鰓目ミノウミウシ亜目アオミノウミウシ科。

2010年3月9日撮影。場所は雲見・牛着岩のクランク。水深10m付近の岩の上、体長は12mmくらいでした。

ガヤの上に乗っていましたが、ライトの光を嫌ってか、活発に移動していきます。1本目の最後に見たのですが、2本目に見つけた場所へ行ってみると、また同じガヤに戻っていました。よっぽどお気に入りの場所と見えます。
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体は半透明で、よく見ると黄色のちょっと大きめの点々とそれよりも小さな白い点々がびっしりとあります。背側突起は透明で中の消化腺が透けて丸見え。触角にはまるで電波塔のような丸い輪っかが間隔を置いてあります。
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この個体を見つけたすぐそばや、反対側の岩の上にもどうやら同じ種類の個体を見つけました。今まで見たことのない種類でも、一度見つけると次々に見つかるのが面白いですね。(でも画像は3枚とも同じ個体です)
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2011年2月3日撮影。場所は湾内の水深14m付近でした。
体長はせいぜい5mm程度。小さいです。
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触角に丸い輪っかがあるのは、アオミノウミウシの仲間の特徴みたいですね。
去年見た個体とかなり色が違って見えますが、「本州のウミウシ」図鑑にも「稀に消化腺が赤くならない個体も見られる」とあります。食べた餌のせいでしょうか?
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2011年5月11日撮影。撮影者は廣瀬誠氏。
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by idive-marinelife | 2010-03-09 17:54 | ウミウシ・ナ行

フジタウミウシ属の一種2

2010年2月11日撮影。発見及び撮影は志村実氏。場所は大牛の洞窟の壁、水深16m付近。体長は1.5cmほど。
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結構速いスピードで移動していました。特徴的なのは頭部の前縁に6本ほどの黒っぽいヒゲのようなものが生えていること。これ、図鑑を見てみるとフジタウミウシ科のコソデウミウシに似ていますが、模様が違います。触角に鞘は無いのでフジタウミウシの仲間だと思われます。体には白っぽい突起が幾つもあります。フジタウミウシ科の仲間にはハナサキウミウシ亜科というグループがあり、頭部に数本の突起があるのが特徴です。この仲間にはベッコウヒカリウミウシニンジンヒカリウミウシといった種がいます。

また同じくフジタウミウシ科の仲間にクロスジリュウグウウミウシ科というグループがいます。この中のニシキリュウグウウミウシ属の1種2(「本州のウミウシ」P111 No.227)と似ている気もします。

こいつの正体はいったい何なんでしょう??

2010年2月17日追記。
撮影者の志村氏が「ウミウシ図鑑.com」に問い合わせたところ、
フジタウミウシ属の一種2ではないか、との回答を得ましたので、名前をナゾのウミウシ 12から変更いたします。
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by idive-marinelife | 2010-02-15 22:25 | ウミウシ・ナ行

ナゾのウミウシ 11

2010年1月24日撮影。撮影場所はアウトサイドの平根の上。体長は1cmあるかないかでした。
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同じ個体です。
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by idive-marinelife | 2010-02-13 22:26 | ウミウシ・ナ行