<   2010年 07月 ( 12 )   > この月の画像一覧

エンジイロウミウシ

裸鰓目ドーリス亜目イロウミウシ科。

2010年7月4日、井部泰輔氏撮影。大きさは2cm程度。「本州のウミウシ」図鑑には、誇らしげに「黒潮の影響を受ける海域で、ごく稀に見られる」とあります。
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by idive-marinelife | 2010-07-06 17:31 | ウミウシ・ア行

ルンキナウミウシ

頭楯(とうじゅん)目ウズムシウミウシ上科ウズムシウミウシ科ルンキナウミウシ属。

ただし、「本州のウミウシ」図鑑によると「頭楯と外套の明瞭な境界はない。それゆえに本科を頭楯目から独立させる研究者もいる」とのこと。このウミウシは体長がせいぜい5mm程度と極小の部類ですし、触角などウミウシらしい特徴を備えていないので、ぱっと見てもそれがウミウシとは分からないかもしれません。

2010年7月1日、廣瀬誠氏撮影。まん中に小さく写っているのがそうです。f ^ ^ *)
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by idive-marinelife | 2010-07-06 16:38 | ウミウシ・ヤ・ラ・ワ行

イバラカンザシ

環形動物門多毛綱ケヤリムシ目カンザシゴカイ科イバラカンザシ属。

2010年7月1日、廣瀬誠氏撮影。釣りエサでおなじみのゴカイの仲間です。あのグロテスクな姿からは想像できない美しさですよね。これは鰓冠(さいかん)と言って、頭部に発達し、これで呼吸したりプランクトンを採餌したりしています。

本体は分泌した粘液と泥で作った棲管(せいかん)の中に潜んでいて、姿を現すことはありませんが、別に見たいとも思いません。f ^ ^ *)

鰓冠は色彩変異に富み、水圧を感じると棲管の中に隠れてしまいます。が、1分ほど待っていると、またにゅうっと出てくる様子を見ることが出来ます。
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2009年8月27日撮影。
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下記2枚は2012年2月13日撮影。実にさまざまな色彩をしていますね。
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「海辺の生きもの」図鑑によると、「造礁性イシサンゴ類の骨格中に棲管(せいかん)が埋まることが多い」とあります。下の写真はまさにそのサンゴが本種の下にあることが分かります。
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2012年3月8日撮影。本当にカラーバリエーションが豊富ですね。
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同じケヤリムシの仲間にケヤリムシオオナガレカンザシカタマキケヤリなどがあります。
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by idive-marinelife | 2010-07-06 16:26 | その他・ア行

イチモンジハゼ

スズキ目ハゼ科ハゼ亜科ベニハゼ属

2010年7月1日、廣瀬誠氏撮影。体長は3cmから4cm。岩の割れ目や穴の中でよく見かけます。
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上と同じ個体です。
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2012年3月16日撮影。撮影者は廣瀬誠氏です。
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2015年9月4日撮影。撮影場所は雲見・牛着岩、大牛の洞窟・三角岩16m付近、壁にあるカキ殻の内部です。
撮影者は三原美希さん。
カキ殻の内側、左手前に透明で小さなタマゴの付着しているのが分かります。
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by idive-marinelife | 2010-07-06 16:06 | 魚・ア行

シロミノウミウシ

裸鰓目ミノウミウシ亜目オオミノウミウシ科ミノウミウシ属。

2010年6月3日撮影。体長は10mmほど。
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同じ個体です。「本州のウミウシ」図鑑によると、「触角上の基部から3分の1の箇所と3分の2の箇所に輪がある」とありますが、画像で分かりますでしょうか。また「触角基部には朱色の細線がある」となっていますが、2枚目の画像では確認できます。
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by idive-marinelife | 2010-07-06 12:01 | ウミウシ・サ行

ウミウチワ

ヤギ目角軸亜目トゲヤギ科ウミウチワ属。

・・・って、一応分類項目載せましたが、確証はありません。雲見でもよく見かける扇状のソフトコーラルですが、魚やウミウシと違って専門のしっかりした図鑑があるわけでもなく、見分け方もイマイチ分かりません。

だいたい「ウミウチワ」という名前はここに紹介しているヤギ目の他に海藻にも同じ名前の生き物があります。Ψ(´д`)Ψ

また、同じソフトコーラルの仲間でも、「ウミウチワ」と「イソバナ」って、よく聞くと思いません?でもこのふたつをしっかり識別して言い分けている人って、あまりいないんじゃ・・・。

恥ずかしながら、かくいう私もそのひとりです。\(_"_ )

ネットを検索してみると、見分け方が載っているページがありました。無断拝借・・・。

「・・・2叉ならイソバナ、そうでなければウミウチワぐらいの分類です。
 我々の中にはウミウチワは一枚面、イソバナは数枚面という意見もあります。」

参考にさせて頂きます。って訳で、今回の画像は一応ウミウチワって事で・・・。
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by idive-marinelife | 2010-07-06 11:31 | その他・ア行

コトヒメウミウシ

裸鰓目ドーリス亜目ネコジタウミウシ科コトヒメウミウシ属。

2010年5月21日撮影。
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2009年4月9日撮影。場所は雲見・牛着岩のクレバスの下です。体長は5mmくらいでしょうか。
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体の縁の黄色いギザギザが特徴的ですね。
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2012年2月13日撮影。今までに見た本種はすべて白っぽかったのに対し、この個体は全体が黄色みがかっています。でも形は本種のものです。別種ということはないと思いますが・・・。
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2012年5月9日撮影。撮影者は浅沼絵美さん。本種はどの個体も小さいですね。15mmを越えるものを見たことがありません。
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2012年11月16日撮影。撮影場所は雲見・牛着岩、大牛の洞窟入口にある三角岩付近でした。
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by idive-MARINELIFE | 2010-07-06 11:06 | ウミウシ・カ行

ムカデミノウミウシ

裸鰓目ミノウミウシ亜目アオミノウミウシ科ムカデミノウミウシ属。

2010年6月17日撮影。大牛の西側、水深14m付近の岩場にて。
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上記と同じ個体の顔のアップです。
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2008年4月25日撮影。水路のブイ側、水深12m付近にて。
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2008年3月21日撮影。
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2007年8月30日撮影。以前は「ナゾのウミウシ 2」として紹介していましたが、「ウミウシ図鑑.com」等を参照した結果、ムカデミノウミウシと判別するに至りました。
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2010年7月6日追記。「本州のウミウシ」図鑑には「本種は褐虫藻を宿す。白い個体は幼体で、まだ褐虫藻の素嚢が発達していないと考えられている(Rudman)」とあります。上記の個体がこれにあたるようです。ちなみに括弧内のRudmanとは人の名前で、世界的なウミウシ研究の権威者です。

褐虫藻(かっちゅうそう)とは、海に住む無脊椎動物の細胞内に共生する 渦鞭毛藻類の単細胞藻類の総称です。つまり小さな藻の仲間ですね。大きさは約10マイクロメートル(0.001ミリメートル)です。

褐虫藻を細胞内に宿す、いわゆる宿主の主なものは造礁サンゴ類がありますが、この他クラゲやシャコ貝、イソギンチャク、そして本種のようなウミウシの一部もそうなんですね。

褐虫藻は光合成をする事が知られています。そして得られたエネルギーのうちの余剰分を宿主に渡すと考えられています。造礁サンゴはそのすべてが体内に褐虫藻を宿していて、必要とするエネルギーの9割を褐虫藻に頼っている、とも言われています。

ただ、褐虫藻は海水温が一定温度より高くなりすぎると、宿主から逃げていってしまうことが知られていて、それがいわゆるサンゴの白化現象となるわけです。褐虫藻に逃げられてしまったサンゴは必要なエネルギーが得られずに死んでしまうんですね。

本種とは直接関係のない、余談でした。f ^ ^ *)
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by idive-marinelife | 2010-07-06 10:48 | ウミウシ・マ行

ウミウシカクレエビ

甲殻上綱軟甲綱十脚目抱卵亜目コエビ下目テナガエビ上科テナガエビ科ホンカクレエビ属。

2008年12月21日撮影。場所は湾内、水深12m付近。イシガキウミウシの上にちょこんと乗っていました。体長は1.5cmくらい。
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きれいです。
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2010年7月1日。撮影者は廣瀬誠氏。アカオニナマコの上にいました。
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by idive-marinelife | 2010-07-05 20:35 | その他・ア行

ミノウミウシ亜目の仲間(No.655 AEOLIDINA sp.21)

裸鰓目ミノウミウシ亜目

2015年4月2日追記。
最新の電子版「日本のウミウシ」図鑑ver.2ではミノウミウシ上科の一種11と紹介されています。
撮影日は2015年4月2日。場所は雲見・牛着岩、撮影者は井上純さんです。
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同じ日に私が撮影した別の個体です。このように雲見では比較的よく目にする種類です。
早く正式な和名がついて欲しいですね。
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撮影は2009年7月26日。場所は大牛の洞窟入口付近。体長はわずかに5mmほど。まだ「本州のウミウシ」図鑑を一通り見てみただけですが、該当するウミウシはこれしかいないような。でもこのウミウシ、図鑑では日本海側の不明種として紹介されています。
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別の角度からです。
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2007年7月6日撮影。以前は「ナゾのウミウシ 3」として紹介していました。
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撮影は2010年5月30日。小さいので目立ちませんが、毎年のように目にします。
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2010年7月1日。撮影者は廣瀬誠氏。この日は比較的大きめの個体(体長2cm前後)を2ヶ所で計5個体ほど見つけました。コケムシの上にいますが、このウミウシはコケムシ食なのでしょうか?
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by idive-marinelife | 2010-07-05 20:28 | ウミウシ・マ行