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キヌハダウミウシ

後䚡目裸鰓(らさい)亜目ドーリス上科顕䚡ウミウシ類キヌハダウミウシ科キヌハダウミウシ属

2015年7月19日撮影。場所は雲見・牛着岩、大牛の洞窟。撮影者は伊藤富士代さんです。なんだかしわしわですね。これがこのウミウシの特徴のようです。キヌハダウミウシ属なので他のウミウシの体液を吸っちゃいます。
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# by idive-marinelife | 2015-09-10 15:06 | ウミウシ・カ行

ジョオウミノウミウシ

後䚡目裸鰓(らさい)亜目ミノウミウシ上科ホリミノウミウシ科ホリミノウミウシ属

2015年7月28日撮影。場所は雲見・三競(さんきょう)。4の穴出口の水深10m付近でした。

大きさは極小の部類で3mmあるかないか。
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背中の大きな突起からさらに細い突起を生じるのが特徴。

# by idive-marinelife | 2015-09-10 13:50 | ウミウシ・サ行

センニンウミウシ

後䚡目裸鰓(らさい)亜目ドーリス上科顕䚡ウミウシ類センヒメウミウシ科センヒメウミウシ属

2015年7月28日撮影。場所は雲見・三競(さんきょう)。4の穴出口の水深10m付近でした。
体長はせいぜい5mm程度です。
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# by idive-marinelife | 2015-09-10 13:45 | ウミウシ・サ行

タイマイ

動物界脊索動物門爬虫綱カメ目ウミガメ科タイマイ属

2015年9月5日撮影。場所は雲見・牛着岩の水深16mのアーチ内。撮影者は私です。
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翌日、同じ場所にて。泳ぐ姿も目撃されましたが、この場所が気に入ったようでまた戻って来ていました。
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同じタイミングで撮られた写真です。撮影者は辻内健太さん。甲羅の縁がギザギザしていることから、ウミガメの一種・タイマイと分かります。
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このウミガメは過去に鼈甲の原料として乱獲された時期があり、絶滅が心配されています。
また最近では海に流れ込むビニールゴミを好物のクラゲと勘違いして呑み込んで、窒息したり胃に消化できないビニールがたまって他のエサが食べられず、死に至るケースが報告されています。

海に漂うゴミを見つけたら、ウミガメたちが食べる前に少しでも回収したいものです。

# by idive-marinelife | 2015-09-10 11:38 | その他・タ行

ハタタテサンカクハゼ

条鰭綱スズキ目ハゼ科ハゼ亜科サンカクハゼ属

2015年9月4日撮影。撮影場所は雲見・牛着岩、大牛の洞窟最奥部水深10m付近、砂泥底の所です。
撮影者は三原美希さん。体長は3〜4cm程度でしょうか。
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瀬能先生に同定をお願いしたところ

ハタタテサンカクハゼの幼魚に同定されます。
 伊豆では時々記録されています。
 サンゴ礁性の魚なので,いわゆる死滅回遊魚になります。

との回答をいただきました。瀬能先生、ありがとうございました。

この魚の特徴を「決定版 日本のハゼ」図鑑から引用します。

「第1背鰭は烏帽子型で第1棘は糸状に伸長する、尾鰭基底に眼径大の黒色三角斑があるなどで同属他種と区別することが可能」

# by idive-marinelife | 2015-09-10 10:45 | 魚・ハ行